東大院卒人生オワコンからの逆襲

東大院卒会社員が人生を這い上がる為に転職、英語等について書いて少しでも幸せな生活に繋がる情報を提供できたらなあというブログ

下野紘さんから学ぶバイト生活の心構え

下野紘さんとは、男性声優であり、カラアゲニスト(2012ベストカラアゲニスト受賞している)でもある。代表作は進撃の巨人(コニー・スプリンガー)うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター(来栖翔)等々。

声優デビュー15周年を記念してソロシンガープロジェクトを始動、1stシングル「リアル-REAL-」を発表し、2ndシングル「ONE CHANCE」を発売で今絶好調の下野さん。

 

リアル-REAL-

リアル-REAL-

  • 下野紘
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ONE CHANCE

ONE CHANCE

  • 下野 紘
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

しかし、20代オーディションになかなか通らず、単発バイトで凌いだそう。
そんな下野さんがバイト生活で得たこと、それは「バイトは、社会人としての礎を学ぶことができる」というもの。

という事を下記のインタビューから語られているので、良いなと思った所を引用させて頂きます。

下野 実は僕、声優という職業に憧れておきながら、人と会話するのがすごく苦手だったんです。他の声優仲間はいろんな人と接することのできる接客業を選択するケースが多いのかもしれないのですが、僕はあえて人と接することの少ないバイトを選んでいましたね。普通だったらバイトなどを通して苦手を克服するべきなんでしょうけど、当時の自分はそれが苦痛以外の何物でもなかった。
あとは、僕の性格として、ひとつの作業に没頭できる仕事が向いていたんですよね。日当制のバイトって、単独作業が多いじゃないですか。人と接することがないので、体を動かしながら頭では別のことを考えることができたりする。そんなとき、自分の将来について考えながら作業をしていました。

——過酷な状況に自分を追いこみながらのバイト生活では、楽しむ余裕なんてなかったのではないでしょうか?
下野 そんなことないですよ。やっぱり何かを達成した瞬間は嬉しかったです。どんな仕事でも喜びに変えることができるって知ったのはバイトのおかげですから。
今でも覚えているのがスーパーの駐車場内の警備員。スーパーの特売日に派遣されると、駐車場に普段の倍以上の車が入ってくるんです。そうするとトラブルも多く、お客様に注意されることもしばしば。ときには理不尽なことで責められることもあったんですが、それを穏便にすませることができたとき「自分、成長したぞ!」なんて、密かにほくそ笑んでガッツポーズをキメていましたもん(笑)。
たかだか20代前半の社会人スキルの低い自分でも、経験を積めば大人相手でも上手く対応することができる。そんな些細な自信から、自分を前向きにさせてくれたのはバイトでした。

 

——些細な幸せを噛み締めつつも、なかなかオーディションに受からない毎日。声優業を諦めて、バイトを本業にしてしまおうと思ったことはありませんか?
下野 正直、声優を諦めようと思ったことは何度もあります。オーディション優先の生活をしてるのに、全然受からないし、生活もちっとも楽にならない。先の見えない毎日が不安で、こんなにも苦しむくらいなら、すっぱり諦めて別の職業に就いた方がいいのかなって。両親が保育士の仕事をしていたので、一時期は保育士の資格を取るため、本格的に学ぼうか悩んだ時期もあったくらい。
それでも、「あとちょっと頑張ろう」「もう少し続ければいつかは芽が出るはず」と気持ちを切り替えていました。そういう気持ちの切り替えって、普段の生活ではなく、バイトで作業をしているときが多かったような気がします。バイトを本業にしたいと思うことはありませんでしたが、バイトが僕に勇気や希望を与えてくれていたのは事実。僕、あまのじゃくだから、追い詰めることでやる気を出すタイプなんでしょうね(笑)。

 

——一見何のつながりのない職業でも、仕事である以上は何かしらの利益をもたらす、ということでしょうか?
下野 そうかもしれませんね。正直、バイト時代は「この仕事は将来きっとなにかの役に立つはず」なんてまったく考えていませんでしたよ。何度も言うように、生活のためだけと割り切っていましたから。
それでも今になって思うと、自分の社会人としての基本や仕事のスタンス、さらには健康管理法など、すべての礎はバイトで培ったようなもの。どちらかといえば不器用なタイプの自分にとって、バイトはお金を稼ぎながら社会勉強をすることもできて、まさに理想的な環境だったんでしょうね。
極論をいえば、バイトをしていたからこそ、声優としての今の自分があるのかもしれません。

 

——最後に、バイト生活は下野さんにどんな影響を与えましたか?
下野 30代を過ぎると、自分の人生にある一定のレールが敷かれてしまうから、まったく違うジャンルの挑戦ってなかなか足を踏み入れることができない気がする。だけど20代はいろんな可能性が広がっているし、経験を吸収するだけの柔軟性も持ち合わせている。
長いバイト生活は、社会人としての知識や基本をまったく知らない自分にとって、多くのことを学べた時期でした。目の前に与えられたことを無駄と思わず、人生経験だと思って全力で突き進むべきなのかもしれないなと思います。
あとは、自分の夢を支えたのは、紛れもなくこのバイト生活のお陰です。お金を稼ぐことで生活の基盤をつくることができたのはもちろん、夢を叶えるためにどうすれば良いか考える時間も持つことができた。
よく、人生の諸先輩方が「苦労は買ってでもしろ」って言うじゃないですか。あれは本当ですよ! やはり人生経験は多ければ多いほど、大人になったときに自分の人生に幅を持たせることができる。バイト生活を振り返ると、改めてそのことを実感させれられました。

はあ、素晴らしい。「目の前の仕事を一所懸命やるのが一番」って本当にそう思いますね。

おわり!